今年は10 月1日が中秋の名月でした。
ここ数日良いお天気で夜空も澄み切っていて満ちてゆく月と輝く星をジムの行き帰り、自転車をこぎながら眺めるのが楽しみでした。
中秋の名月「十五夜」の行事は中国から平安時代に宮中に伝わったものです。
中国ではあの甘いお菓子「月餅」をお供えするようです。
当日、日本古来の風習に従い、ススキを飾って月見団子をお供えしたいと思いましたが、はてススキは何処に生えているかしら?近くの名古山霊園にはあるかな?と出かけて、運良く見つけて失敬して持ち帰りました。背の高いススキを飾るのは神さまが降り立つ「依代(よりしろ)」とされているためのようです。
月見団子はクラシルレシピを参考に白玉粉と絹豆腐を半々に混ぜて。お月様に見立てまん丸が普通ですが、関西風は小芋型らしい。簡単なのでこちらにした。
というか生地が柔らかくなり丸にするのが困難だったから。
麩饅頭のような食感で美味しかった。
例年、姫路城観月会が盛大に催され、舞台が組まれ音楽演奏があり、播州地酒が振る舞われ、お弁当を広げるグループとかで三の丸広場はごった返していました。
今年はコロナの関係で、オンライン観月会となり、城内の西の丸辺りで無観客で中継していたようです。
やはり白鷺城と満月は実際に見たいので夕食を終えて一人で自転車で出かけました。夫は夕食後は出たくない人です。
まだ7時だから東に見えます。
三の丸広場は散歩する人、ジョギングする人がまばらにいたくらいでした。城内からは若者グループの音楽が聞こえてきましたが、静かなものです。
お供に連れてきたココペリくん(インディアンの妖精)にも撮影に参加してもらいました。お城から美術館まで周って帰ってきました。
それからジムに自転車で行く時も眺め、帰りも眺め、我が家の屋上からも名残り惜しく眺めました。
早起きの夫は3時半頃、西の空に月の模様もくっきりと綺麗に見えたそうです。
月の近くにオレンジに輝いていたのは火星のようです。
シンシナティ在住の次女のところは曇っていて同じ満月は見られなかったようで残念でした。
季節感を持つことは、生活に潤いを与えてくれると思います。
しかし天文学的なことは全く苦手で夫に呆れられているほどです。
これからでも興味を持って勉強したいと思います。